学生時代のバンドで使っていたドラムセットを友人に売った話

私が専門学生の頃、友人3人でバンドを結成しました。私がドラム担当になったのですが学生だったためお金は当然無く、アルバイトで貯めた4万円程でドラムセットを購入しました。当時の音楽雑誌の裏表紙にあった安いメイペックスのドラムセットです。とはいえ初めて自分専用のドラムセットでしたので大変嬉しくて毎日叩いて練習していました。しかし練習していたのは実家の団地の自分の部屋でした。ですから案の定苦情が出て泣く泣くマイドラムセットを諦めざるを得なくなってしまいました。しかし捨てるのはもったいなくてしばらく自分の部屋に飾ってある状態になっていたのですが、ある日バンド仲間が自分たちの機材を置きっぱなしにできてしかも安いスタジオを見つけてきました。

それでマイドラムを自由に好きなだけ叩ける環境を手に入れたのです。そうなるとバンド活動にも力が入るようになりいつしかもっと良いドラムセットが欲しくなってしまいました。それで新しくて良い音が出る一流メーカーのドラムセットを購入することになり、これまで使っていたメイペックスの安いビギナーセットを手放すことにしました。そうしたら同じバンド仲間の友人が自分の部屋にドラムセットを置きたいと言い始め、結局彼に売ることになりました。なんと、3万円です。ボロボロの使い古したセットでしたので申し訳なかったのですが友人にとってはそれでも安いと思ったのでしょう。喜んで持ち帰ってくれました。いただいた3万円はパイステのライドシンバルに変わりました。

この値段は楽器買取店や、ネットのオークションで売るよりも明らかに高い額です。